横浜市電争議[労]1929.3.5
横浜市電争議[労]1929.3.5
市電当局が経費削減を理由に吏員を解雇したのに対し,同従業員を組織する横浜市電共和会は,これを〈大量馘首の嵐の前ぶれ〉として2日間にわたり総罷業を行った.この3月争議によって解雇が一般従業員に波及することは阻止されたが,乗務制度の合理化をめぐる同年の7月争議は,共和会の敗北となった.〔参〕渡辺悦次〈昭和4年の横浜市電争議関係資料について〉(郷土よこはま43号).⇒1932[労]3.13.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。