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日本労働組合全国協議会(全協)[労]1928.12.25

日本労働組合全国協議会(全協)[労]1928.12.25

   日本共産党指導下の組合.評議会の解散後にその再建として結成.プロフィンテルンに正式加盟.半非合法状態を余儀なくされ,指導部は頻繁に交代した.組合員数最大で1万2千人.赤色労働組合主義に依拠し合法組合内に革命的反対派を組織した.1930年のメーデーに武装蜂起を企て失敗,幹部批判の刷新同盟を生んだ.’30年8月プロフィンテルン第5回大会で極左偏向・非民主的運営をきびしく批判された.’31年大衆活動方針に転換,失業者運動・反戦闘争を果敢に闘い’32年前半全盛期を迎えた.しかし,’32年テーゼを機械的に受け入れ,極左的偏向と厳しい弾圧で,急速に衰退した.’33年末共産党と対立,’34年末消滅した.〔参〕渡部徹《日本労働組合運動史》1954.⇒1925[労]5.24,1930[社]5.1.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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