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日本大衆党[社]1928.12.1

日本大衆党[社]1928.12.1

   日労党・農民党を中心に無産大衆・民憲・民衆・信州大衆・島根自由民衆の7党合同で創立された.委員長空席,書記長平野力三.日大党は内部に種々の対立関係を抱え,結成過程にからむ黒い噂のうちに発足した.これが1929年1月〈清党事件〉となって現われたが,6月15日委員長麻生久・書記長河野密の新陣容で再出発した.こうした党内抗争にもかかわらず合同の〈成果〉はあがり,党員5万人,総選挙で2人当選させ,’30年7月30日再び合同して全国大衆党となった.〔参〕増島宏ほか《無産政党の研究》1969.⇒1926[社]12.9,1929[社]1.23,1930[社]7.20.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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