ソ連，第１次５ヵ年計画［国］１９２８．１０．１

   一国社会主義建設のための重工業優先工業化方針に沿って，１９２８年１０月から開始された．’２９年４月の第１６同党協議会では全工業生産の２５０％増，農業生産の１５０％増，農地の２０％集団化等が計画目標として採用され，同年末から工業建設，農業集団化が急速に進展した．この結果，重工業は大きく発展したが，農村・都市の労働力は国家管理のもとに統合されていった．〔参〕Ａ．ノーヴ《ソ連経済史》１９８２．

大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』（労働旬報社、1995年）に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。