全国農民組合(全農)[社]1928.5.27
全国農民組合(全農)[社]1928.5.27
1927年3月の日農第2次分裂で分かれた左派の日農と中間派の全日本農民組合は,組合員の政党支持自由を当面の原則として再び合同し,全農を結成した(委員長杉山元治郎).この合同は,地主の土地取上げなど地主と権力側の攻勢が強化されるなかで,農民戦線を統一して農民運動がその闘争力を固めなければ闘えないという農民大衆の声によって実現したものであった.〔参〕《農民組合50年史》1972.⇒1927[社]2.3.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。