法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   大学左傾分子一掃[文]1928.4.13

大学左傾分子一掃[文]1928.4.13

大学左傾分子一掃[文]1928.4.13

   3・15事件がおこると,水野文相は4月13日の閣議をうけ,17日社会科学研究会の解散,〈左傾〉教授の処分などを含む訓令を発表した.〈左傾〉教授として指名されたのは,大森義太郎(東大助教授),河上肇(京大教授),向坂逸郎・石浜知行・佐々弘雄(以上九大教授)で,各大学は断固たる処置をとるよう厳命された.九大では前記3教授と塚本三吉助手が辞職を強要された.東大では新人会の解散と同時に大森の辞職が発表された.マルクス経済学者河上も京大経済学部教授会の決議を理由に辞職を要求された.〔参〕伊ヶ崎暁生《大学の自治の歴史》1965.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ