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5法獲得運動[労]1927.9.3

5法獲得運動[労]1927.9.3

   金融恐慌以来,労働者の日常要求闘争は激化したが,評議会などは1927年9月,5法律制定要求全国協議会を開き,労農党の府県会議員選挙闘争とも呼応し,失業手当法・最低賃金法・8時間労働制・健康保険法改正・婦人青少年労働者保護法の5法獲得をめざして,全国的大衆闘争を展開した.激しい弾圧のなかで各工場の闘争と結びつけ,9月17日の全国一斉闘争などがくり広げられた.労働法制定を大衆的全国闘争によって要求し,労農党の政治闘争に結びつけようとした.〔参〕犬丸義一・中村新太郎《物語日本労働運動史・下》1977.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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