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山一林組争議[労]1927.8.30

山一林組争議[労]1927.8.30

   製糸業では最大の争議.総同盟婦人部が総力をあげて応援した.1927年8月28日,長野県岡谷の山一林組労働者1357人(うち女工1213人)は,組合加入の自由・待遇改善要求など7項目の請願書を提出し,30日ストに突入した.争議団は結束し団結を守ったが,会社側は製糸業者の団体や軍人会の助けを借りて切り崩しに狂奔し,9月12日寄宿舎閉鎖,女工を閉め出し,糧道を断った.女工たちはなおも争議団本部と〈母の家〉に分宿してストを続けたが,中心的な活動家の逮捕で17日敗北し,争議団は解散した.〔参〕松本衛士《製糸労働争議の研究――山一組争議の一考察》1991.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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