総同盟第2次分裂[労]1926.12.3
総同盟第2次分裂[労]1926.12.3
総同盟が労働農民党を脱退した後,総同盟主流派のかたくなな反共主義に不満を抱く麻生久らは,日農右派と結んで日本労農党を結成した.これに対し総同盟主流派は麻生久らを除名し,除名された組合員は12月4日,日本労働組合同盟(会長棚橋小虎)を結成した.内務省調べで脱退派約1万3千人,残留派は約2万2千人であった.〔参〕《総同盟50年史》2巻,1966.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。