リンツ綱領[国]1926.10.30
リンツ綱領[国]1926.10.30
1901年のウィーン綱領を改定し,O.バウアーの起草によって’26年11月3日に採択された.資本主義・階級闘争・国家権力をめぐる闘争に関する理論的分析につづいて,社会民主労働者党の当面の任務が提示された.〈赤いウィーン〉の社会政策や教育・文化政策に特徴を持つが,民主主義と労働者階級の独裁に関する把握から,〈オーストリア・マルクス主義〉を集約的に表現した文書とされる.ドイツヘの合邦が謳われており,農業綱領は別に作成された.〔参〕季刊社会思想3巻2号
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。