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労働農民党(労農党)[社]1926.3.5

労働農民党(労農党)[社]1926.3.5

   農民労働党が禁止された後,総同盟主導の右翼社会民主主義政党として結成された.綱領に日本の国情にあった社会改造を掲げ,共産主義的色彩をもつ者の入党拒否を,組織の基本方針とした.総同盟などはこの左翼排除の徹底化に忙しく,党のすべての活動は不活発であった.10月の分裂後門戸は開放され,共産党と左翼社会民主主義者との共同戦線党,合法無産政党となった.中央執行委員長も杉山元治郎から大山郁夫にかわり,1927年1月15日には機関紙《労働農民新聞》が創刊された.日農・評議会を中心に党員は1万5千人余(’27年10月31日現在).無産政党のなかでは最も活動的であった.〔参〕法政大学大原社研編《無産政党資料・労働農民党》1~6,1978~.⇒1925[社]12.1,1926[社]7.27,1926[社]10.24,1928[政]4.10.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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