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東京製綱団体協約[労]1926.2.16

東京製綱団体協約[労]1926.2.16

   戦前の代表的な団体協約.評議会結成後の左翼組合の伸張に対処し,穏健な労働組合の公認が労使関係安定につながるとみた麻綱・ワイヤーメーカーの東京製綱株式会社は,現実主義・労働組合主義路線に立つ総同盟の松岡駒吉主事と会談し,団体協約(クローズドショップ)の締結を決め,’26年2月23日に〈覚書〉を交わした.地域産別加盟の同社5工場の組合を単一組織の製綱労働組合に再編して交渉団体とし,労働条件全般にわたって協議することを決めた.交渉方式は,’28年12月から各工場労組支部代表を含めた労働条件協定委員会が設置されて整った.〔参〕製綱労働組合本部《団体協約10年》1936.小松隆二《企業別組合の生成》1971.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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