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共同印刷争議[労]1926.1.19

共同印刷争議[労]1926.1.19

   共同印刷の前身博文館では,1924年の争議勝利後,全員が組合に加入,評議会に加盟し,戦闘的組合として活躍した.社長大橋新太郎は’25年12月,精美堂を合併して共同印刷株式会社を設立,組合との対決を期した.翌年1月8日,会社は操短を発表,組合は19日にスト突入を決議,翌日会社はロックアウトをし,スト破りを雇い操業を再開した.評議会は全力をあげて争議を指導支援したが,3月18日,組合の敗北で終わった.この間〈アジト〉〈争議日報〉等の新戦術が用いられた.徳永直《太陽のない街》はこの争議を描いたもの.〔参〕神田文人〈共同印刷争議〉(《日本労働運動の歴史》1960).




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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