農民自治会[社]1925.12.1
農民自治会[社]1925.12.1
第1次大戦後,反都市主義・反文明主義の色彩をもった農村青年が,農村自治の建設や自己回復を求めた運動母体であり,この日に全国聯合が発足した.1926年末には長野・埼玉を拠点として全国3府25県に広がった.しかし’27年~28年になると,農民組合の分裂と重なって農民自治会運動は分解し,大勢は農民組合の左派に合流した.〔参〕大井隆男《農民自治運動史》1980.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。