上海会議[社]1925.1.-
上海会議[社]1925.1.-
日本共産党の解党に反対したコミンテルンは,ボイチンスキーを上海に派遣し,佐野学・佐野文夫・荒畑寒村・青野季吉・徳田球一と同地で党再建問題を協議した.そこでは,ボイチンスキー提案の解党の根拠や党再建の方針を示したテーゼを承認した.8月,参加者を中心に東京で開かれた会議では組織・政治テーゼを採択し,コミュニスト・グループの発足,機関紙《無産者新聞》発行を決定し,党再建の契機となった.〔参〕資料室報〔法政大学大原社研〕203号.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。