海員刷新会[労]1925.1.12
海員刷新会[労]1925.1.12
海員組合の資本迎合的な姿勢に反発し,田中松次郎らが共産党の指導下に結成した.船内高利貸制度の撤廃,政治および社会知識の向上などを目標にかかげ,組織の基盤を水火夫大衆においた.機関紙《水火夫新聞》.海員組合の幹部批判や船員争議の支援など多くの働きをしたが,指導者の多くは海員組合から除名され,また治安維持法で弾圧をうけた.〔参〕角岡田賀男編《海上労働運動不屈のあゆみ》1982.⇒1921[労]5.7.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。