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伏石争議[社]1924.11.30

伏石争議[社]1924.11.30

   香川県太田村伏石における小作争議.日農伏石支部組合員200人は,地主の立毛差押え・競売に対して,落札された稲の刈り取りを行い,共同脱殻をした籾を事務管理した.官憲側は,農民のこの行為を刑事事件として窃盗行為とみなし,前川正一ら指導者24人を起訴するなど,苛酷な弾圧で臨んだ.このため日農顧問弁護士若林三郎は,上京途中の列車内で自殺をはかった.〔参〕寺岡文太郎《伏石事件》1973.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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