全国労働統計実地調査(第1回)[文]1924.10.10
全国労働統計実地調査(第1回)[文]1924.10.10
わが国最初の総合的労働統計調査.1921年10月の国勢院労働統計課の新設直後に企画された.第1回調査は関東大震災で延期され,’24年10月に行われた.調査内容は,原則として30人以上の工場・鉱山について,事業所票では労働者数,労働・休憩時間等,労働票では個人の生年,出生地,学歴,就業年数,賃金等であった.3年ごとに’39年までほぼ同内容で謂査され,2度の臨時調査もあったが,’41年からは年次の労働技術統計調査に変わった.’47年以後は労働省労働統計調査局が総合的調査と分析を担当している.〔参〕相原茂・鮫島竜行《統計日本経済》1971.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。