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産業労働調査所[文]1924.3.1

産業労働調査所[文]1924.3.1

   日本労働総同盟の援助のもとに,全日本鉱夫総聯合会の調査部を継承して設立された.主事の野坂参三ほか赤松克麿・猪俣津南雄・加藤勘十ら広範な人々が参加して鉱山病のヨロケ調査等各種の調査を実施,《産業労働時報》,《社会問題講座》(新潮社)等に発表した.総同盟分裂後左派主導で運営され,3・15事件,4・16事件の弾圧をうけるが,’29年半ばに再建され,野呂栄太郎を中心に,井汲卓一・風早八十二・今野良蔵・高山洋吉・村田陽一ら新進の研究者・運動家が結集して活発な活動を展開した.弾圧と財政難により’33年5月《産業労働時報》は停刊し,調査所の機能も終了した.〔参〕労働運動史研究27号.運動史研究2.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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