第1次マクドナルド内閣[国]1924.1.22
第1次マクドナルド内閣[国]1924.1.22
1923年12月総選挙で保守党ボールドウィン政権は不況打開のための保護関税政策を掲げたが,労働党と自由党はこれに反対した.選挙結果は保守党259,労働党191,自由党159の議席となり,自由党の支持でマクドナルドの労働党が初めて政椎を握った.首相が外相を兼任,閣僚は穏健派が多かった.9ヵ月半の少数派政権であり,内政面の実績は乏しかったが,協調外交で国際間の安定に寄与した.〔参〕関嘉彦《イギリス労働党史》1969.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。