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奥村電機争議[労]1923.7.12

奥村電機争議[労]1923.7.12

   京都府紀伊郡の奥村電機商会(従業員800人)を組織する友愛会鴨東支部は,1919年の第1次争議後壊滅したが,’23年,奥村甚之助らにより総同盟の電機工組合が組織された.7月,事業不振を理由に27人の解雇・退職者募集が発表されると,解雇手当の支給・工賃の据置などを要求して,この日ストライキに突入,会社側はロックアウトで対抗し,16日,争議団のデモに騒擾罪が適用されるなど,争議は激化した.労働側は関西同盟会規模の支援体制を組んだ.会社側の切り崩しとスト労働者の総検束により,8月7日,総同盟幹部・国粋会立会いの交渉で解雇手当支給が約束され解決した.〔参〕波部徹編《京都地方労働運動史(増補版)》1968.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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