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3憲法反対運動[労]1923.2.11

3憲法反対運動[労]1923.2.11

   第46議会に過激社会運動取締法案・労働組合法案・小作争議調停法案が提出されるとみて展開された反対運動.《労働週報》の経営者山崎今朝弥(弁護士)と編集者平沢計七がアナ・ボル両派を統一して共同戦線的にたたかうことを提起したことに応えて,1月25日〈過激法案反対無産者同盟〉,1月30日〈(三悪法反対)全国労働組合同盟〉が結成され,反対運動にとりくんだ.また学生聯合会も両組織と連絡をとり独自にとりくんだ.2月11日を全国無産団体の統一行動日とし,東京・大阪・京都・名古屋・飯田・八幡で集会とデモを行った.運動の意義は,無産階級組織の大半の結集が一時的にせよ実現したことにあった.〔参〕松尾尊兊〈1923年の三悪法反対運動〉(渡部・飛鳥井編《日本社会主義運動史論》1973).⇒1922[社]3.-.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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