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中国,2・7事件[国]1923.2.7

中国,2・7事件[国]1923.2.7

   呉佩孚支配下の北京政府が北京・漢口間の鉄道労組結成を武力弾圧した事件.死者40余人,負傷者300余人に達した.弾圧は各地に及び,高揚していた中国労働運動は後退した.その後,中国共産党は呉佩孚の庇護に頼る組合工作を断念し,国民党との合作を本格的に追求することになった.一方北京政府は,弾圧に対する内外の批判をかわす狙いをもこめて暫行工廠通則という中国最初の工場法を制定した.〔参〕高綱博文〈中国鉄道労働運動の発展とその構造〉(歴史評論328号).




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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