社会局(外局)[政]1922.11.1
社会局(外局)[政]1922.11.1
1922年11月1日,統一的な社会・労働行政機関として内務省に外局として設置された.内務・農商務両省の労働問題の所管争いに終止符を打ち,従来社会局(内局)が取り扱った全事務のほか,警保局・農商務省・外務省等に分属していた労働行政事務を移管統合した.内局時代とは異なって,長官を置いたほか,進歩的な若手官僚を多数集め,’20年代の協調主義的な労働行政を推進した.〔参〕労働省編《労働行政史・1》1961.安田浩《大正デモクラシー史論》1994.⇒1920[政]8.24.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。