労働組合総聯合大会[労]1922.9.30
労働組合総聯合大会[労]1922.9.30
第1次大戦後の恐慌下に資本攻勢が強まるなかで,1922年4月に開催された関西労働同盟会大会で〈名実相伴う全国的総聯盟の組織〉結成への努力が決議された.これを契機に,総同盟・労働組合同盟会ともに連合へと乗りだし,本大会を迎えた.しかし前者の少数理事による連合の集権的運営方針と後者の各組合1人宛理事による自由連合の主張が解消されず鋭く対立し,警察の解散命令により総連合は失敗した〔参〕松尾洋〈1922~23年わが国労働組合の協同運動〉(労働運動史研究60号).
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。