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《前衛》[社]1922.1.1

《前衛》[社]1922.1.1

   山川均・西雅雄・田所輝明ら水曜会のメンバーによって創刊された.山川の個人雑誌であったが,事実上日本共産党準備委員会と第1次共産党の機関誌と化した.1922年1月1日から’23年3月1日まで全13号刊行され,4月《赤旗》に合併された.山川が毎号書いたほか堺利彦・荒畑寒村・平林初之輔らが執筆した.大杉栄らアナ派の《労働運動》(第3次)とアナ・ボル論争を展開し,ソヴェト権力を支持するボル派の指導的雑誌となった.時事評論,各国共産主義運動の紹介のほか,山川〈無産階級の方向転換〉(’22年7・8月合併号)が掲載され運動に大きな影響をあたえた.〔参〕《前衛(復刻版)》犬丸義一解題,1971.⇒1922[社]7.15,1922[社]8.1.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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