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友愛会10周年大会[労]1921.10.1

友愛会10周年大会[労]1921.10.1

   友愛会10周年大会は,三菱・川崎争議などの大争議後に開催され,サンデイカリストの勢力増大がめだった.たとえば,東京鉄工組合は全国的総同盟罷業を認め,同時に1919年大会で決定した〈主張〉から普通選挙の箇条を削除することを提案した.この提案は否決されたが,組織の名称を日本労働総同盟と改めたことに象徴されるように急進化傾向は明らかであった.ストライキ統制問題が論争となり,さらに争議の結果として設置された工場委員会に対しても有害無益という評価が支配し,一部代議員から提出された〈工場委員制度実施案〉などは討論に入る前に撤回された.〔参〕《総同盟50年史》1巻.1964.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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