《種蒔く人》[文]1921.2.-
《種蒔く人》[文]1921.2.-
小牧近江・金子洋文・今野賢三らが秋田県土崎港で1921年2月から第1次3冊を発行,10月から東京で第2次20冊を刊行した.東京版には青野季吉・平林初之輔らも参加し,スローガンに〈行動と批判〉をかかげ,ロシア救援,非軍国主義,水平社などを特集,時代に対して問題を提出した.関東大震災で打撃をうけ,亀戸事件に抗議した〈種蒔き雑記〉を出して解散した.〔参〕小牧近江《ある現代史》1967.金子洋文《種蒔く人伝》1984.《種蒔く人(復刻版)》小田切進解説,1961.⇒1923[政]9.3.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。