蜂須賀農場争議[社]1920.10.23
蜂須賀農場争議[社]1920.10.23
北海道雨竜村を中心に候爵蜂須賀茂韶の所有する巨大農場での小作争議.1920年10月の小作人による小作料値上げ反対の嘆願に始まり,いったんは翌年2月の地主側の譲歩で解決した.しかし,小作料減免争議は,’26年の日農北海道聯合会雨竜支部の結成以後組織的に展開され,’33年に至るまで日農・全農・全農全会派の指導のもと,警官の激しい弾圧のなかで児童の同盟休校,ピオニール結成など激しい闘争がつづけられた.〔参〕農民運動史研究会編《日本農民運動史》1961.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。