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警視庁特高課に労働係新設[政]1920.10.2

警視庁特高課に労働係新設[政]1920.10.2

   第1次大戦末期からの労働運動の高揚は,従来の治安体制の再編を迫った.続発する労働争議の取締り,簇生する労働組合の実態把握など,従来は主として社会主義者との関係で観察されていた労働運動を,それ自体として監視・統制する体制が整えられていった.警視庁特高課労働係の新設もこうした体制整備のひとつであり,続いて1921年7月には〈労働要視察人視察内規〉もつくられた.〔参〕江橋崇〈昭和期の特高警察〉(季刊現代史7号,1976).⇒1911[政]8.21.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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