日本交通労組東京市電スト[労]1920.4.25
日本交通労組東京市電スト[労]1920.4.25
組合は,1919年11月の争議,’20年2月の怠業に続いて4月に5日間に及ぶ全線ストを行った.組合の要求は,8時間勤務・歩合制廃止などと並んで,人格の尊重を求めるものであったが,当局は9時間勤務の実施などの譲歩に加えて,組合との交渉を拒否しつつも,共済会を意思疎通機関としての機能を合せもつ共済組合に改組することで争議を収拾した.〔参〕《東京交通労働組合史》1958.⇒1919[労]9.3.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。