足尾銅山争議[労]1919.11.26
足尾銅山争議[労]1919.11.26
銅価の低落から,足尾銅山ではコスト削減のため1919年11月に286人を解雇した.同年9月に結成されていた3つの労働組合のうち,最大の勢力を有する大日本鉱山労働同盟会はこの解雇に対する一般組合員の憤激により戦闘化し,飯場制度の撤廃を要求しストに入った.要求は容れられなかったが,争議後経営側の主導により飯場制度の廃止・労資懇談制の導入が進められた.〔参〕《足尾銅山労働運動史》1958.⇒1921[労]4.2.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。