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向上会[労]1919.11.9

向上会[労]1919.11.9

   大阪砲兵工廠従業員の企業別組合であり,穏健な改良主義的組合として発足.会長八木信一.軍縮失業反対闘争により組合の基盤を確立し,川村保太郎らの刷新派が台頭,八木らが純向上会を結成,分裂した.官業労働総同盟の中心となり右翼社会民主主義系の組合として総同盟に同調した.1936年8月,再び純向上会と合同,大阪官業労働組合となったが,9月,陸軍の組合否認により崩壊した.〔参〕八木鞆子《八木信一伝》1984.⇒1922[労]3.21,1924[労]3.16,1936[政]9.10.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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