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川崎造船所労働者サボ[労]1919.9.15

川崎造船所労働者サボ[労]1919.9.15

   川崎造船本社工場労働者は,戦時手当の本給繰入れ,50%の賃上げなどを要求したが,明確な回答がえられず怠業からストヘと進んだ.社長は闘争不参加の工場で8時間労働制採用,戦時手当本給操入れ,低給者賃上げを発表.争議団に闘争体制を解かせ,同一条件を当該工場でも実施した.8時間労働制は戦後合理化の布石としての意味をもった.なお,この争議以後,サボ(サボタージュ)の語が一般化した.〔参〕池田信《日本機械工組合成立史論》1970.⇒1921[労]6.25.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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