友愛会7周年大会[労]1919.8.30
友愛会7周年大会[労]1919.8.30
友愛会が労働組合として新生した大会.麻生久ら水曜会グループ,関西同盟会・東京鉄工組合など改革派の運動により会名を大日本労働総同盟友愛会と変更,本部機関も鈴木文治の独裁を排して合議制とし,理事組織とした.また〈労働組合の自由〉〈8時間労働制〉〈治警法の改正〉〈普選〉を含む20項目を会の主張として決定した.さらに,機関紙を《労働》と改題,本部納入費を10銭から15銭とし,労働組合としての体制をととのえた.〔参〕《総同盟50年史》1巻,1964.⇒1918[労]4.3,1919[労]4.13,1920[労]10.3.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。