小石川労働会[労]1919.8.3
小石川労働会[労]1919.8.3
東京砲兵工廠の労働者で結成.8月23日~31日,立憲労働義会の蔵原惟郭らの支援をうけ,労働組合承認・労働時間短縮などを要求し争議を起こした.争議敗北後,普選運動を中心に活動したが,安達和らが日本労働聯盟を結成し,分裂した.1921年3月,向上会などと官業労働総同盟を結成したが,勢力の回復はできず衰えた.〔参〕中村勝範〈東京砲兵工廠の同盟罷業と治安警察法第十七条〉(《法学研究》65巻1号).⇒1919[労]11.9.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。