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東京16新聞社製版工統一スト[労]1919.7.24

東京16新聞社製版工統一スト[労]1919.7.24

   存京各新聞社の印刷工は7月末,東京日日新聞での成功に刺激されて,2部制8時間労働と大幅増給要求を提出した.31日,時事新報がストに入ると,前月発足し職工側の連絡調整に当たっていた新聞印刷工組合革進会(会員数600人余)は各社一斉ストを決定.これに対し,29日に結成された新聞連盟も同盟休刊・スト参加者700人の全員解雇を発表し,翌8月1日から4日間東京の16紙は一斉休刊した.争議は多数の解雇者を出し職工側の全面敗北に終わった.革進会も9月21日解散したが,12月には新聞印刷工組合正進会が発足した.〔参〕内川芳美〈1919・20年の新聞争議〉(東京大学新聞研究所紀要8・1959).⇒1920[労]9.23.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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