《解放》[文]1919.6.-
《解放》[文]1919.6.-
デモクラシー思潮の高揚のなかで黎明会系の吉野作造・徳田徳三・大山郁夫が顧問となり,赤松克麿・佐野学を編集協力者として大鐙閣から創刊.同年創刊の《改造》《我等》と並ぶ総合雑誌.社会主義的傾向が強く佐野の執筆した〈特殊部落解放論〉は水平運動の指針となった.関東大震災のため1923年9月号で休刊となり’25年に再刊されたが,’27年4月号で総合雑誌としての生命を終えた.〔参〕竹盛天雄〈解放〉(文学25-10).
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。