黎明会[社]1918.12.23
黎明会[社]1918.12.23
11月23日の吉野作造と右翼団体浪人会の立会演説会をきっかけとして,吉野・福田徳三・新渡戸稲造・大山郁夫ら知識人とジャーナリスト大庭柯公など31人で結成した(解散時42人).当代きっての学者・思想家がデモクラシーを唱え大衆への啓蒙活動を開始した点で画期的であった.毎月1回講演会を開き,それを《黎明講演集》として10冊刊行した.会員内部の思想的不一致で’20年解散した.〔参〕松尾尊兊《大正デモクラシー》1974.住谷悦治ほか《講座日本社会思想史・2》1967.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。