友愛会東京鉄工組合[労]1918.10.10
友愛会東京鉄工組合[労]1918.10.10
8月末の2度の協議会で鉄工組合の結成が決定され,10月14日発会式が開かれた.当初は理事長山口政利,会計松岡駒吉ほか熟練工が中心で,友愛会機関紙鉄工版が発行された.会員は翌1919年で約250人と少数だったが,争議の指導などを通して友愛会の戦闘化を推し進め,急進的な若手労働者の台頭で,友愛会における有力な左派組合を形成した.〔参〕池田信《日本機械工組合成立史論》1970.⇒1917[労]10.15.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。