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白虹事件[文]1918.8.26

白虹事件[文]1918.8.26

   《大阪朝日新聞》夕刊の記事中で兵乱の兆しとされる〈白虹日を貫けり〉との一句が使われたことに憤慨した右翼が,朝日の村山社長を大阪中之島公園の石燈籠にしばりつけた事件.同紙が民本主義の有力な宣伝紙として,寺内軍閥内閣を批判しつづけたことに対し,同内閣と後継の原内閣が右翼の力を利用して加えた言論弾圧事件であった.《大朝》は,編集局長鳥居素川・長谷川如是閑・大山郁夫を辞職させ,自己批判の社告を出した.〔参〕松尾尊兊《民本主義の潮流》1970.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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