全国処女会[文]1918.4.13
全国処女会[文]1918.4.13
明治末期から女子青年の修養機関とされた処女会の組織化がすすむなか,天野藤男を推進者とし,在京の女流教育家の協力をえて,処女会の全国的連絡機関として全国処女会中央部が東京に設立された.内務・文部両省の強力な指導のもとに,処女会設置の宣伝,機関誌《処女の友》の発行,地方や工場での修養講演の開催などの活動をすすめた.’27年4月29日,処女会中央部は解体され,大日本聯合女子青年団が発足した.〔参〕千野陽一《近代日本婦人教育史》1979.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。