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朝鮮総督府労働者募集取締規則[政]1918.1.29

朝鮮総督府労働者募集取締規則[政]1918.1.29

   第1次世界大戦下の労働力不足から低賃金労働者として朝鮮人労働者導入が活発となった.しかし法的規制がなく,募集をめぐる不正が続出したため,1918年1月朝鮮総督府によってこの規則が施行された.この時期の労働は炭坑・紡績・土木工事が主なもので〈たこ部屋的〉労働を防ぐとされたが実効なく,現実には管理的機能をはたした.その後,朝鮮独立運動との関係で渡航阻止政策が実施されたが,’22年自由渡航制にかわり朝鮮人労働者は増加しつづけた.〔参〕樋口雄一〈朝鮮人の渡航と帰国〉(《海峡3》1975).




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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