平民食堂[文]1918.1.11
平民食堂[文]1918.1.11
社会政策実行団が東京新橋に設けた簡易食堂.平民食堂は簡易食堂の嚆矢として,廉価で栄養価の高い食事を提供,平民汁と名づけられた豚汁・飯・沢庵が中心で1食10銭であった.利用者は1918年3月だけで1万人を数え好評をはくし,渋谷や名古屋など各地に支部が設けられた.のち養和食堂と改称,’42年に閉鎖された.〔参〕成田龍一《加藤時次郎》1983.⇒1917[社]6.19.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。