第１回全国小学校女教員大会［社］１９１７．１０．２０

   第１次大戦前後から女教員の進出が顕著となり，その劣悪な勤務条件や待遇をめぐる論議が高まるなかで，帝国教育会の主催で１６０人が参加して開かれた．女教員産前産後休暇・既婚者の半月勤務・女教員の適不適学級の問題など６項目につき協議した．この大会を契機に，各地で女教員大会の開催や女教員会の結成がすすめられた．会員の一部は新婦人協会にも参加した．〔参〕木戸若雄《婦人教師の百年》１９６８．

大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』（労働旬報社、1995年）に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。