仏,〈神聖連合〉崩壊[国]1917.9.13
仏,〈神聖連合〉崩壊[国]1917.9.13
第1次大戦勃発に際してフランス労働運動は戦前の言明にもかかわらず参戦を支持し,フランス・マルクス主義の長老ゲードらの入閣により挙国一致体制を支えた.1917年になると戦況は膠着し,前線兵士の不服従,工場のストが頻発し,社会党,CGTでは反戦運動が拡大した.政府は右翼に押されて締めつけを強化したため,社会党は内閣から党員を引き上げ,挙国一致の神聖連合を終わらせた.〔参〕中木康夫《フランス政治史・上》1975.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。