早稲田大学騒動[文]1917.9.11
早稲田大学騒動[文]1917.9.11
早稲田大学学長選をめぐる内紛.1917年8月,天野為之学長の任期終了を控えて,前学長の高田早苗の復帰を願う一派と,天野の留任を望む一派が対立,教授・学生・校友さらに一般新聞も加わり,紛争は拡大した.創立者大隈重信による辞職勧告も天野が受諾せず,任期終了後も翌年10月まで学長は空席のまま,代表理事平沼淑郎らによって事態収拾が図られた.〔参〕《早稲田大学百年史》2巻,1981.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。