第13回総選挙[政]1917.4.20
第13回総選挙[政]1917.4.20
成立直後の寺内正毅内閣は,衆議院の過半数を占める憲政会を与党化することに失敗し,〈公秉持平〉の名のもとに政友会を準与党にしたものの,超然内閣として出発した.そして野党多数の状態を打破すべく第38議会を解散し総選挙に訴えた.結果は政友会165,憲政会121,国民党35,無所属60で準与党政友会の勝利に終わり,桂園時代以来の長州藩閥と政友会の提携関係が復活した.〔参〕信夫清三郎《大正デモクラシー史II》1958.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。