横浜船渠争議[労]1916.8.11
横浜船渠争議[労]1916.8.11
友愛会会員の解雇を契機に旋盤部職工が解雇取り消しを要求し,拒否されたため,8月15日より罷業に突入した.解雇取り消し・一割増給・職長の排斥など10項目の要求を提出したが,会社側は,50人の解雇を言い渡した.翌16日,罷業は全職工1200人に拡大したが,友愛会会長鈴木が調停に入り,会社側に職工の要求のほとんどを認めさせて争議は解決した.〔参〕大河内一男・松尾洋《日本労働組合物語・大正》1965.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。