《平民》[文]1916.5.1
《平民》[文]1916.5.1
在米日本人社会主義者の機関誌として片山潜により発行.5月発行の第1号から,’19年7月に発行された第22号までの存在が確認されている.’14年,4回目の渡米を行った片山は,’21年まで滞米した.この間に片山は,ソヴェト革命の内容を知り,レーニンの理論に接し,それまでの社会民主主義者としての色彩を払拭した.この転化過程を《平民》誌上で明らかにした.なお同誌には山川均名の英文日本通信が発表されている.〔参〕〈在米日本人社会主義者の機関誌《平民》について〉(資料室報〔法政大学大原社研〕84号).⇒1914[社]9.9.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。